4       BSSを起動する

4.1      制御ソフトウェアBSSの起動

 

ユーザーごとに割り当てられたアカウントでBSS制御用PCにログインしてください。

 

BL内に設置しているPCは研究用で設置しています。不必要な所外のサイトへのアクセスはしないで下さい。
<注意> BL内に設置しているPCからインターネットで所外のサイトにアクセスし動画サイトや画像など閲覧すると負荷がかかり、自動でネットワークを切断されます。約30分後に自動復帰します。 BSS制御PCでネットワークが切断されてしまうと測定が約30分中断しますので注意して下さい。

 

制御ソフトはBSS(:Beamline Scheduling Software)を使用します。BSSは、デスクトップ上のアイコン(下図参照)をクリックすることで起動できます。

<注意>2つ以上のBSSを同時に起動することはできません。

起動直後、SPACEを使用するか、SPACEを使用しないかを選択するQuestionダイアログが起動しますので、SPACE利用の方は必ず"Yes"を選んで下さい。(BL26B1では手動によるマウントの場合でもXAFS測定を行う予定の場合は必ず"Yes"を選んで下さい)

 

次に出てくるQuestion dialogの【OK】を押してinitializeして下さいBL41XUでは表示されません。)

 

BL38B1では、Initialize終了後にMassage Console内のSystem Messageに”End station initialization finished.”が表示され、測定が可能な状態になります。

 

4.2      BSSへのトレイ情報の読み込み

 

1. BSSSTATUSCrystal Evaluationであることを確認する。

Data Collection である場合は、BSSMain MenuよりSetting Experiment status Crystal Evaluationを選択し、BSSSTATUSCrystal Evaluationに切り替わったことを確認する。

 

 

 

 

3. Sample changer Tabに切替えて、左中央の【Update】を押す。

ハッチ内でセットしたトレイ情報がTray information内のTray#1Tray#2のトレイ情報に反映されたことを確認する。

トレイの種類(Uni-puck or Actor)、トレイID等を必ず確認して下さい。

実験ハッチ内でセットしたトレイ情報がTray information欄内に反映されたことを確認する。