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BL技術情報 ⇒ BL41XU <ビームライン紹介pdf

概要
BL41XUは、光源であるSPring-8標準アンジュレータの高輝度特性を活かして、以下のような測定を行うために整備されています。

  • ~10μmサイズの微小結晶、及び600 Åを超える超長格子結晶の測定
  • 広範囲なX線エネルギー可変性(6.5~35 keV)を利用した、重原子による単波長異常分散(SAD)法、及び多波長異常分散(MAD)法による測定
  • Invserse Beam setting法、ビーム照射位置自動変更ツール等を利用した放射線損傷抑制に配慮した測定
  • 最小10μmのビームをプローブにして、結晶内の良質領域探索ツールを利用した低品質結晶からのデータ収集
  • 放射線損傷を考慮した試料温度選択(低温窒素ガス吹付け装置(~100K)、低温ヘリウムガス吹付け装置(>~35K))
  • 20keV以上の高エネルギーX線を利用した、0.8 Å分解能を超えるタンパク質の超高分解能構造解析
  • 自動サンプルチェンジャーSPACE(サンプルピン:HAMPTON PIN)
光学系
Monochromator Rotated-inclined double-crystal monochromator , Si (111)
Energy Range Standard mode: 6.5~17.5 keV (0.71~1.90 Å)
High-En mode: 19~35 keV (0.35~0.66 Å)
Energy resolution ⊿E/E < 2 × 10-4
Beam size at Sample Selectable (Φ10 µm, Φ30 µm, 30 × 30 µm² ~ 80 × 80 µm²)
Photon flux at Sample 2.9 × 1012 photons/sec/100 mA (30 × 30 µm²)
2.8 × 1011 photons/sec/100 mA (Φ10 µm)



実験ステーション

実験ステーションには、X線ビーム成形部、ゴニオメータ部、検出器部から構成されるタンパク結晶用回折装置を用意しています。



  • X線ビーム成形部は、2つの4象限スリット、2機のリボルバー選択型アッテネータ、2ヶ所に配置されたビーム強度モニター、 高速シャッターから構成されています。このX線ビーム整形部により、試料に照射されるX線ビームの大きさ・形状・強度の変更が可能です。

  • ゴニオメータ部は、オシレーション運動用回転軸(ω軸)を持つ1軸ゴニオメータです。3つの方向併進軸(X,Y,Z軸)を持ち、それらを遠隔操作することで試料結晶の半自動センタリングが可能になっています。 また、このゴニオメータはエアベアリング式であり、高速回転(180 °/秒)で試料センタリング効率を向上させるだけではなく、 非常に高い偏心精度(偏心度 ∼0.7 μm)を持つ為、微小結晶の測定にも対応しています。

    ゴニオメーター
    Oscillation Range ±720 deg
    Oscillation angle 0.1 deg (HKL2000等、ソフトウェア側の処理可能イメージ数にご注意下さい)

  • 試料冷却装置としては窒素ガス吹き付け型(∼100K)と、ヘリウムガス吹き付け型(∼35K)が常設されており、ヘリウム型は窒素型より低温に設定できる為、放射線損傷の抑制に効果があります。 ヘリウム型は利用希望に合わせて起動しますが、安定動作まで起動から4時間必要となります(朝10時のマシンタイム開始時に起動すると、14時頃に使用可能となります)。 なお、ヘリウム型の起動中は窒素型で実験可能です。ヘリウム型の利用を希望される場合はBLでボンベを準備する都合がありますので、事前に担当者まで連絡して下さい (連絡がない場合、最悪利用できない可能性があります)。また、ヘリウムガスの利用量に応じて利用業務部よりガス代が請求されます。

  • 検出器としては、標準検出器として高感度低ノイズ型の高速X線CCD検出器(Rayonix社製MX225HE)を設置しています。
    また、課題内容によっては大型イメージングプレートカメラ(RIGAKU社製R-AXIS V)を利用することも可能です。
    (R-AXIS Vへの乗せ換えには時間と人手を要します。R-AXIS Vを利用したい場合には、課題申請時にビームライン担当者と必ず相談して下さい。

    ★★★高感度低ノイズ型のX線CCD検出器MX225HE(Rayonix社製)が新設されました。(2010年4月7日)★★★

    検出器
    検出器 CCD IP
    製品名 MX225HE (Rayonix) R-AXIS V (Rigaku)
    受光面積 225 × 225 mm2 400 × 400 mm2
    ピクセル数 3072 × 3072 4000 × 4000
    ピクセルサイズ 73 µm 100 µm
    ダイナミックレンジ 216 220
    速度(1s露光) 1125 images/hour 60 images/hour
    カメラ長範囲 70~585 mm
    (90~585 mm@SPACE利用時)
    155~600 mm
連絡先
長谷川 和也 (PHS: 3595)
Email: kazuya(アカウントの後ろに@spring8.or.jpを付けて下さい。)
文献検索
SPring-8 HP (BL41XU)

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