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測定 ⇒ SPACE HAMPTON PIN マニュアル <印刷用pdf> <検出器距離・分解能計算ページ

<はじめに>
・測定の流れ
<準備>
・サンプルピン・トレイ
・結晶をトレイに詰める
①クライオケーン
②プレート
<SPACE準備>
・液体窒素自動供給
・トレイをSPACEにセット
・制御ソフト起動
・トレイ情報読み込み
<SPACE測定>
スクリーニング オンデマンド
Snap job
一括登録
結晶マウント
センタリング
連続Snap測定
(結晶マウントと
センタリング)
Snap測定
評価 評価
データ測定
データ測定
(結晶マウントと
センタリング)
次の結晶
測定の中断と再開
トラブルシューティング
<データ処理>
・解析パラメータ
<次のトレイを測定>
・サンプルの回収
・トレイの取り外し
・次のトレイをセット
・トレイ情報読み込み
<SPACE測定>
<測定の終了>
・トレイの回収
・制御ソフトの終了
・結晶をケーンに戻す
プレートから直接トレイに結晶を詰める ⇒(ACTOR編)

uni-puck編


このページでは、結晶化プレート上の結晶を液体窒素で凍結後、V1 uni-puck(SP8推奨)にセットする手順を説明します。
なお、実験開始前にuni-puckとACTOR™ magazineのどちらを使うか選択してください(混在出来ません)。


1. 使用する道具を揃える。
トレイとサンプルピンを取り扱うための道具を準備します。液体窒素中で瞬間凍結させる為、デュワーとして発泡スチロール容器も準備します。

<注意>道具はよく乾かしてから使用してください。少しでも濡れていると液体窒素に入れたときに氷になり、トレイにサンプルピンがきっちりと収納できなくなります。 また、氷はロボットのトラブルの原因にもなります。

使用する道具準備の注意事項

サンプルピンに水滴が付着している状態(完全に乾燥できていない状態)で使用した場合以下のようなトラブルの原因になります。

  • トレイにサンプルピンをセットする時、氷の部分がはみ出て、マグネットベースとトレイ蓋を固定する際に隙間の原因になります。
  • 左図のようにたくさんの氷がついた状態のサンプルピンを使用すると、ロボットの誤動作原因になります。
  
※サンプルピンを含め使用する道具はよく乾燥させてから使用してください。

<注意2>
トレイの支柱が動く場合は、裏返してネジを締めてください。
※しっかり固定されている場合は動きません。


2. トレイの蓋をひっくり返して発泡スチロール容器内に置き、液体窒素を注ぎ入れる。
• トレイは、「半円状の凹み」が手前に来るように置きます。
• その場合、内側では1番を頂点に、外側では6番を頂点に反時計回りに番号が並びます。
液体窒素はトレイ上面から1~1.5cm程度上までの深さにして下さい。それ以上入れると穴が見えにくくなり危険です!

3. 結晶をドロップから掬って、液体窒素中で凍結させる。
※ハンギングドロップの場合
Crystal Magnet Wandにサンプルピンを取付け、結晶を結晶化ドロップから掬って、

液体窒素中で急速凍結させます。

4. サンプルピンをトレイにセットする。
ピンの先端(サンプル部分)が液体窒素から出ないように注意して、目的の穴位置へ挿し込んでいきます。写真のように、ピンを斜めにして、軸の部分を穴の縁に沿わせるようなイメージで挿し込むと良いです。
完全に穴に挿し込んだら、Crystal Magnet Wandからピンを離します。

これで1個完了です。引き続き残りの15個も順番に行います。
16個全部詰める必要はありませんが、必ず1番から順番に詰めていくようにし、中心の1~5は必ずサンプルピンを入れてください
サンプルが2個の場合は、Well3~5に空のサンプルピンを詰めてください。実験終了後にサンプルを凍結させたまま持って帰る場合は、サンプルピンをトレイからお持ちのケーンに移し替えることになります。 その為にはマグネットベースとトレイ蓋を分離する必要がありますが、Well1~5が全部詰まっていなかった場合操作が難しくなります。


5. トレイの蓋にマグネットベースを取付ける。
Puck Wandにマグネットベースの背面をくっつけます。磁石でつきます。
トレイの「半円状の凹み」が一致する向きを確認し(2番の通りなら手前側にあるはず)、マグネットベースの支柱を蓋に挿し込んでいきます。
支柱と穴の形状から、決まった向きにしか入りません。しっかり押し込むと「カチッ」と側面のバネ板で固定されます。これでOKです。
マグネットベースやトレイ蓋に霜が付着している場合、支柱が奥まで刺さりにくくなりますが、しっかりと押し込んでください。

6. トレイ蓋とマグネットベース固定の確認
発泡スチロール容器内で、Puck Wandをくるくる回して、しっかりと固定されていることを確認して下さい。下のように、隙間がある場合は、もう一度支柱をしっかりと押し込んで固定してください。

<注意>
マグネットベースとトレイ蓋に隙間があった場合、トレイをサンプル保存容器にセットした時に、サンプルピンが蓋に残ったり、その周辺のピンが斜めになります。 ピンが斜めになるとSPACEでサンプルピンがつかめず、エラーが出て測定が定停止します。


7. トレイをひっくり返す。
ここで液体窒素を追加します。トレイを引っ繰り返すので、液量は十分に入れてください。 Bent Cryo-Tongでトレイを挟んで固定し、Puck wandをくるくる回しながら外します。
Puck Wandが外れたら、そのままトレイをひっくり返します。
ひっくり返ったら、Bent Cryo-Tongを外して終了です。

8. これで1個終了です。引き続き2個目を行います。
2個終了したら準備完了です。霜が入らないように発泡スチロール容器にはこまめに蓋をするようにしてください。
なお、研究室で自前のトレイに準備している場合は、引き続きキャニスターに装着してドライシッパーに格納してください。
ビームラインの場合は、SPACEの準備が完了したらSPACEにセットします。別のサンプルをさらにトレイに詰める場合は、実験の進行に合わせて行ってください。


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